カイロプラクティック・整体など施術に関すること全般についてよくあるご質問をまとめてみました。
お知りになりたい項目がございましたら御覧下さい。
またお電話、メール、Twitterなどでも随時ご質問お受けしておりますのでお気軽にどうぞ。
目次
整体とカイロプラクティックの違いとは?
整体とカイロプラクティックは、体を正しい状態に戻してさまざまな症状を取り除くという点はについては同じと言えます。
ただ最大の違いを挙げるとすると、カイロプラクティックには『理論的・科学的、医学的な裏付け』があるということでしょうか。
カイロプラクティックはWHO(世界保健機構)の定める統一された理論があり、約110年以上前にアメリカで発祥して以来、偉大な先人方が感覚のみに頼らない医学的理論を基にした技術・テクニックを研究・開発・発展させてきた施術法です。
そのため問題のある状態を把握し、それに合わせた施術を行ったり、施術適応外の場合は病院への来院をお勧めするなど、より安全といえるでしょう。
一方の整体は日本発祥のものや中国整体など、いろいろな流派やテクニックがあり、はっきりとした『定義』がありません。
ただそれは決して悪いことではなく、整体にも素晴らしい効果をあげる技術はありますので、当整体院では効果的なものを多く取り入れています。
カイロプラクティック施術の適応外の症状とは?
カイロプラクティックについては、厚生労働省によって術適応外の症状、禁忌症が指定されており、以下のものが挙げられています。
- 腫瘍性疾患
- 出血性疾患
- 感染症
- リウマチ
- 筋萎縮性疾患
- 心疾患
- 外傷性疾患
- 急性炎症性疾患
- 中毒症
などです。
上記の症状が疑われる時はすみやかにメディカルへの受診を促します。
施術は痛いですか?
カイロプラクティックにはいろいろなテクニック(矯正法)があり、通常は痛みを伴う施術はありません。
逆に痛い矯正の方が危ないです。
当院では特に患者さんのご要望やお体に負担がかからないよう、様子を見ながら考慮して施術いたしますのでご安心下さい。
予約無しでいきなり行っても大丈夫ですか?
当センターは予約優先制ですので、ご来院された時にお時間が空いているようでしたら施術は可能です。
ただお一人につきしっかり施術を行うため、とても時間がかかってしまいます。
かなりのお時間お待ちいただく場合もありますので、ご予約をいただいてからのご来院をお勧めします。
施術の間隔はどの位がいいのですか?
お一人お一人の症状や状態、患っていた期間などによって違いが出るので一概には言えませんが、最初の2、3回は施術効果が安定せず元の悪い状態に戻りやすいため、週に2~3回程度の施術をお勧めしています。
その後状態をみて1週間に1回、2週間に1回と、少しずつ間隔を空けて行くのが理想的です。
特に最初のうちに間隔を詰めていただくと結果一番効率的かと思います。
ただし強制ではありませんので、ご自身のペースでご納得されてお決めください。
症状がなくても施術を受けた方がいいんですか?
車は走っていくうちにどうしてもいろいろな部分に問題が出てきます。
サスペンションのジオメトリーの悪化、ゴムブッシュ類の劣化、タイヤ・パッド類の磨耗、オイルや油脂類の劣化などなど・・・。
これらを放っておくと走行安定性が失われ、最悪事故を起こしてしまうでしょう。
そこで車検や定期的なメインテナンスで不具合をチェックし、正常な状態に戻してやることで、安心して走り、曲がり、止まることができるようになります。
人間にも同じことが言えますよね。
日常のお仕事や生活でいろいろ動いたりしていると、どうしても悪い姿勢や同じ動きが多くなり、骨格の機能不全や部分的な筋肉の緊張が起こり、結果さまざまな症状を引き起こしてしまいます。
そこで定期的な施術(メインテナンス)を行って良い状態を維持すれば、症状の再発が防げ、健康的な生活を送ることができます。
以上のことから当院では定期的な施術をお勧めしています。 もちろんこれも、ご自身の判断にお任せいたします。
病院で『異常なし』と言われましたが、施術出来ますか?
そのような方は多くいらっしゃいます。
病院では骨自体の変形や骨折など、重篤な状態を重視しますので、骨格の機能不全や不整列などは『異常なし』となるケースが多いのです。
しかし骨格の機能不全などが原因の症状もとても多いのです。
カイロプラクティックは病院とは違ったアプローチで骨格の機能不全を解消し、神経系の働きを調整して、その方自身の本来持っている機能を回復していきます。
「こんな症状はどうだろう?」とお悩みの方、お気軽にお問い合わせください。
保険は使えますか?
申し訳ありませんが、残念なことに保険は使えません。
カイロプラクティックは症状の予防や重篤化を防げると思うので、将来の医療費の削減にも繋がると思うんですけどね・・。
温めるのと冷やすのと、どちらがいいのですか?
基本的に慢性の時、例えば肩コリや鈍い腰痛、身体のダルさ等は、その部位の血行が悪く冷えた状態なので、温めて血行を回復させた方が良いでしょう。
使い捨てカイロや湯ぶねに浸かるといった、実際に温める方法が良いかと思います。
次に急性の場合、例えば寝違えやギックリ腰など、ズキッとくる鋭い痛みの時は炎症を起こして熱を持っているので、冷やした方が楽な場合が多いです。
方法としては冷たいシップ剤を貼る・又はアイスパック等を痛む部位に当て、15分~20分冷却して1時間おき、また15分~20分冷却して1時間おくということを何回かくり返しますと早く炎症を抑えられます。
ポキポキ鳴らす矯正をしますか?
当院では基本的にポキポキ鳴らすような矯正は行いません。
が、必要と思われる場合にはあらかじめ患者さんにご説明、ご了承を得てから行うこともあります。
ポキポキ鳴らすようなテクニック(矯正法)で有名なところですと、ディバーシファイド・テクニックやガンステッド・テクニックが挙げられるでしょうか。
これらのテクニックは瞬間的なスラスト(矯正)の時に音が鳴りやすいので、怖く感じる方もいるかもしれませんが、きちんと行えば通常痛みは感じません。
逆にすっきりするという方も多いです。
しかしこれらのテクニックが苦手という方や、状態によって他のテクニックの方が良いと思われる時には、違うテクニックでも十分対応出来ますのでご安心下さい。
なぜ関節はポキポキなるの?
人間の関節は関節包といわれる袋状のもので覆われ、その中には潤滑するための液体が入っています。
またその中にはガス・気泡も含まれており、状態によって気泡が一つに固まります。
ポキッとなるのは、このガス・気泡が矯正時の圧力によってはじけるためだと言われています。
自分でポキポキ鳴らしてしまうのですが
これはあまりお勧めいたしません。
特にカイロプラクティックは関節の機能不全の箇所のみを矯正し、その結果ポキッと音がする場合があるのですが、ご自身ではなかなか機能不全の箇所のみを動かす事は難しいでしょう。
逆に問題ない関節部分を過剰に動かしてしまう事になるので、場合によっては症状の悪化を招く怖れがあります。
ポキポキすると一時的にすっきり感じるかもしれませんが、ゆっくり動気をつける程度に抑えておいた方がいいかと思います。